2008年大学生の時に弁理士を志し、勉強をスタート。 今年2010年は面接試験合格を目指し奮闘中! 現役受験生キタロウの本音ブログ

今年の論文試験の傾向は・・・?

論文試験が終わりましたね。受験生の皆さん、本当にお疲れ様でした。

私も、後日、問題を見てみました。素直な問題が多い中にも、ちゃんとスパイスが入っているなという印象を受けました。

特許法で判例が出題されなかったのは、私も想定外で驚きました。そして、サプライズは商標法ですか・・・?更新登録を中心とした問題が、趣旨も含めて聞かれ、どの受験機関もマーク仕切れていなかったのではという気がします。

逆に言えば、どの受験生も判例には多くの時間を費やして勉強していたはずですし、更新登録の趣旨を完璧に書けた受験生もいないはずですので、誰にとっても不利な状況では無いと思います


個人的な感想としましては、論文試験がますます短答試験寄りになって、どの科目においても、文字通り全分野から出題され得る試験になったなという気がします。

少し脱線しますが、私も日々口述試験の勉強をしていまして、去年の過去問を見ていますと、「定義・趣旨・解釈・事例・判例」とあらゆる角度で出題されています。

数年前までは、「論文は事例問題が出題され、口述は定義と趣旨が出題される」と言われておりましたが、最近の傾向では論文でも口述でも何が聞かれるか分からない状況と考えられます。つまり、短答、論文、口述試験は出題形式こそ異なるものの、問われる内容は基本的に同じであると言ってもいいかもしれません。

そんな風に自分を引き締めております。皆さんも、次のステップへ頑張ってください。

暗記すること

数日前に短答試験の合格発表がありましたね。
合格された方、おめでとうございます。
論文試験に向けて、最後のスパートをかけて頑張ってください。


さて、本日は暗記についてです。
論文試験では法文集が貸与されるとはいえ、条文に書かれていない内容は丸暗記しなければなりません。
暗記事項は、大きく分けて3つ。条文の趣旨、条文の解釈、そして判例です。

まずは、条文の趣旨について。
ここ2,3年の問題の傾向を見ると、特許法は事例問題が中心であり、趣旨が聞かれているのは意匠法であります。
この状況を見ますと、少なくとも意匠法は万全の準備をしておく必要があります。
そして、特許法・商標法の趣旨については、どこまで踏み込んで対策を練るかは微妙です・・・。
個人的には、特許法で趣旨が聞かれる日もそう遠くないと思っています。
いずれにせよ、特許法・商標法でも趣旨について注意をするに越したことはありません。

次に、条文の解釈。これは必須です。
典型的なところでは、先使用権の「事業の準備」などですね。
答練でも過去問でも、本当によく見かけます。
私は、進歩性の判断基準がそろそろ出るかなと~いつも予想しているのですが・・・。一向に出ませんね。
ともかく、答練などで登場したものは全て覚えるつもりで徹底的にやるべきでしょう。

最後に、判例ですが、これも解釈と同じくらい重要です。
といいますのも、去年の特許法では第2問が丸ごと判例だったからです。
今後の流れがどうなるかは分かりませんが、何らかの形で出題されるでしょうし、するとその出来が合否に関わってくることは間違いありません。
答練に登場してきた判例や基本レジュメの判例はしっかり押さえておくべきだと思います。


さて、前置きが長くなりましたが、これからが本題です。
これら3つの内容を暗記する場合に、その言葉をそのまま暗記する方が良いのです。
つまり、自分の言葉や、自分の分かり易い論理に置き換えた順番などではなくて、趣旨なら青本の記載そのままに、判例なら判例の文言通りに暗記すべきなのです。
といいますのも、答案用紙にはそのままを反映させた方が心証点が高いからです。
特に、去年の意匠法のように趣旨がズバリ聞かれる場合や特許法の第2問のように判例がズバリ聞かれる場合、内容を大雑把に書いただけでは合格点に達しないと考えられます。
他の受験生も論点は押さえてくるからです。

とすると、いかに正確に暗記をするかがポイントになります。

それには、直前のこの時期に、死ぬ気で体に覚えさせる必要があります。
方法は様々でしょうけれども、私が直前に用いたのは、
①毎日、覚えたいフレーズを10回唱える。だまされたと思って、1週間やって見てください。すぐに覚えられます。忘れるのも早いですけど、それで充分です。
②家の壁の至るところに、覚えたいフレーズを貼り付ける。できるだけ大きな紙に、大きな文字で書くのがお薦めです。
③ベタですが、覚えたいフレーズを単語カードに書いて持ち歩く。

加えて、もし時間に余裕がある方は、吉永賢一さんの本をご覧になられると良いと思います。
私の上の3つも、吉永さんの本の中で紹介されているものに沿っております-五感を使って覚える。
本の中では、沢山の記憶法が紹介されていますので、自分に合うものが見つかるはずです。
大きな字で書かれており、
構成も分かり易いですし、20~30分くらいで読めると思いますので、興味のある方は是非一読を。

また、
「暗記する」という作業が勉強の8割~9割を占める口述試験の勉強にも役立つのではな いかと思います。
私も日々、吉永さんの本を参考にして、自分に合った記憶方法を模索しております。

論文試験の時間配分

論文試験に向けて、受験機関の模試は絶対に受けておくべきだと思います。
理由は、「OUTPUT」の最高の練習になるからです。
特に意識すべきは、制限された時間の中で、どのように時間を配分して問題を解き進めるかということでしょう。

そこでまずは、字を書くスピード。
遅い場合は、毎日答案練習をして字を書くスピードを上げるべきでしょう。
私も直前の1ヶ月は毎日書きまくって、書くスピードをかなり上げました。

そして本題の時間配分。問題は、特許法でしょう。
これは人それぞれですので、模試を通して、自分に合ったやり方を見つけるのが良いと思いますが、参考までに私の場合を載せておきます。
私は、第1問を1時間で解き終え、続いて第2問を1時間で解くと決めており、さらには最初の20分で方針を決め、残りの40分で書き上げるようにしていました。
しかし、模試を受けていくと、毎回がそう上手くは行きません。
第1問で1時間10分を使ってしまうこともあり、その場合には第2問でかなり焦ります。
しかし、不思議とそれが原因で点数に大きく響くということはありませんでした。
実際に、去年の本試験でも私は第1問で10分オーバーをしてしまいましたが、結果的には、ちゃんと合格できました。
そこで、私の結論ですが、それぞれを一応1時間で仕上げるのを目標にして、プラスマイナス5分くらいを見ておけば良いと思います。
といいますのも、経験的に言って、第1問で時間がかかった場合、ほぼ間違いなく、第2問は時間がかかりません(去年の本試験のように)。
ちなみに、方針の時間はどんな問題でも最大30分だと思います。
30分を超えると、その後が厳しくなってくると思います。

長々となり、そして話が少し片寄ってしまいましたが、とにかく、模試を沢山受けて、そこで「OUTPUT」を磨いて下さい。
受講者数が多い模試(例えばLECとか)は、特に優先的に受けておくべきだと思います。
それでは、残る数週間、スパートかけて頑張って下さい。

私も口述試験に向けて、徐々にモチベーションを上げて行っております。

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   2010.05.23 短答試験  
   2010.06.09 合格発表  

   2010.07.04 論文試験 必須科目  
   2010.07.25 論文試験 選択科目
   2010.09.24 合格発表

   2010.10.15~22 口述試験
   2010.11.09        合格発表

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