2008年大学生の時に弁理士を志し、勉強をスタート。 2010年弁理士試験に合格し弁理士として奮闘中! 弁理士キタロウの本音ブログ

試験別の受験機関に関する考察 <短答試験>

本日のテーマは、タイトル通りです。
シリーズで書きたいと思いますが、まずは第1弾の短答試験です。

これについての私の結論は、「どこでも良し」です。
というのも、短答試験は受験機関に頼るウェイトの低い試験と思うからです。

短答試験の場合は、ひたすら過去問を解き、解けなかった個所を繰り返す。
10年分ほどの過去問が、解答に至るまでの道筋も含めて完璧に分かれば、まず受かると思います。
実際、私はそのような勉強をして短答試験は一発合格を果たしました。

どこの受験機関も答練などの講座はありますが、
結局のところ、過去問と同じかそれを多少ひねった程度の問題を、
審査基準や基本レジュメを引用して解説するという内容です。

私が唯一、受講したのは、直前の模試です(LECと早稲田セミナー)。
これには2つの意義があります。

①3時間半を、周囲に受験生がいる環境で味わうことです。
特に、どういう場面で自分は心の冷静さを保てなくなるのか?
(例えば、時間配分が予定通り進んでいないとか・・・)
これを出来るだけ多く分析し、事前に対策を練ることによって、本試験でのパフォーマンスを少しでも高めることができます

これが模試を受ける最大の意義だと思います。

②他にも、模試の得点分布を分析することによって、自分の弱点が分かります。
すると、それに基づいて、本試験までの数日間の分野毎の勉強量の配分を決めることができ、勉強の効率化を図ることができます。

これも、大きな意義でしょう。

逆に言うと、模試で出題される問題の内容自体は、過去問と同じか多少のひねりを加えたものに過ぎず、「どこどこの受験機関の模試を受けたほうが良い」ということはありません。

実際に、本試験でも、
多くの問題は今までどこかで目にしたことのある問題のはずです。

以上をまとめると、
短答試験対策の受験機関選びに関しては、あまり神経質になる必要は無いと思います。
受験機関で出題される問題(答練や模試)に大差は、ありません。
通学しやすい場所にあるとか、授業料が安いとか、都合のよい理由で受験機関を決めれば良いと思います。

大切なことは、
 過去問を徹底的にやること
 模試をいくつか受けて本番のシミュレーションをすること
この2点です。

それでは、明日からゴールデンウィークですので、
短答受験生の方はラストスパートに向けて頑張ってください!

能力担保研修が開始

先日、能力担保研修が始まりました。
今後はこれについての記事が増えると思います。

まず、能力担保研修とは何か?
付記試験を受験するために、受けなければならない研修です。
つまり、こんな感じです。

弁理士試験合格(11月)
        ↓
実務修習(12月~翌年の3月)
        ↓
弁理士登録(4月 or それ以降)
        ↓
能力担保研修の申し込み(翌年の1月頃)
        ↓
能力担保研修(4月~9月)
        ↓
付記試験を受験(10月)

このような、長ったらしいスケジュールになります。
どうしてかと言うと、
 付記試験を受けるためには、能力担保研修を修了する必要があり、
 能力担保研修を受けるためには、弁理士登録する必要があり、
 弁理士登録するためには、実務修習を修了する必要があり、
 実務修習を受けるためには、弁理士試験に合格しなければならない、
からです。

弁理士試験に合格してから、付記試験を受験するまでに、
最短でも2年ほどかかるというわけです。

青本をどう扱う?

受験生にとって、
青本をどのように位置づけるべきでしょうか?

結論から言うと、口述試験に合格しようと思ったら、
一度は、通読しておかなければならない参考書
だと私は思います。


まず、短答試験において、青本を読みこなすことにより、
得点UPが見込めるか、というとNOでしょう。

短答試験は、唯一、条文が貸与されない試験です。
青本を読むくらいなら、条文を少しでも正確に覚えるべきです。
趣旨や解釈の理解は、受験機関のレジュメで十分です。


次に、論文試験。
青本の比重は、短答試験よりも高まりますが、
それでも私は、不要と思います。

確かに、最近は趣旨を問う問題が増えており、
特許庁のホームページでもPDFがダウンロードできるようになり、
青本の重要性が増しているのは確かです。

しかし、論文試験においては、
青本のエッセンスを効率よく文章化することが求められており、
それをするには、受験機関のレジュメを丸暗記するのが、
一番早いかと思います


もちろん、青本を一読したうえで、
自分なりに、必要事項を論文試験用にまとめるというのは、
理想的ですが、中々時間がかかります。


最後に、口述試験。
実は、私は、口述試験に落ちるまで、青本を持ってもいませんでした。

しかし、口述試験の敗因や合格者の声を聞き、総合的に分析する中で、
青本を読まなかったことが自分の落ちた原因の一つだと確信しました。

つまり、口述試験は、
青本の全体像とでもいうものを理解しているのか否かが
試される試験なのです

単にキーワードを並べるのではなくて、
その前後の文脈を再現できるかが、求められます。

といいますのも、口述試験では、面接官がある程度、自由に受験生へ質問でき、突っ込まれた際に受験生に求められる解答が、
「キーワードがどのような経緯で青本に登場するか」を説明することだからです。

実際、青本を読んでいなかった私は、本番の試験で、
レジュメのキーワードを並べることは、容易に出来ましたが、
しかし、一歩踏み込んだ質問をされると、ポカ~ンとしてしまい、
そんなやりとりの繰り返しでした。
面接官に「こいつは、青本の理解が甘いな」と思われたのでしょう。


要約すると、
論文試験が終わったあたりから、口述試験対策がてら、
落ち着いて、青本を一回は、一読するのが良いと思います


一度読むと、全体像が体系的に理解でき、
どこが重要か否かが見えてきます


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