2008年大学生の時に弁理士を志し、勉強をスタート。 2010年弁理士試験に合格し弁理士として奮闘中! 弁理士キタロウの本音ブログ

2010年05月

論文試験の過去問題集は?

短答試験が終わり、論文試験モードに突入ですね。

そこで、今日のポイントは、論文試験の過去問選びです。
過去問は何回解いても、解き過ぎることはありません。
問題の傾向、判例、時間配分、本試験のクセなどなど、学ぶ点はいくらでもあるからです。
すると、重要になってくるのが答案。
受験機関などの答案は明らかに書き過ぎであり、学習には良いですが、実戦向きではなく、この時期にはイマヒトツです。

そこで、私のお薦めは、
法学書院の1年毎に出版されているタイプの過去問です。
答案量が少なく、でもポイントをしっかり押さえていて、まさに実戦向きです。
残念ながら、平成21年度版が見当たらなかったのですが、それでも、平成20年度版までのは参考になると思いますので、是非チェックしてみて下さい。

本番前の食事

短答試験も残す数日ですね。

受験生活というのは神経質になるものです。
どうでもいいことに妙にこだわったり、苛立ったり。
私もそうでした。そして、現在もそうです。

受験をされる方、あるいは今後受験を控えている方、
本番の直前に「タコ」を食べると実力が存分発揮できます!

タコにはタウリンという物質が多く含まれており、
このタウリンは、言うなれば「本番に強い」物質なのです。
例えば、栄養ドリンクに大抵タウリンが1500mgとか2000mg含まれているのは、そのためです。

詳しいことは山田豊文先生の著書をご参考ください。

ちなみに私は、前日にタコ料理を食べ、当日は栄養ドリンクを2本飲みました。
今年の口述試験前もその予定です。

弁理士という職業

そもそも「弁理士」とは何でしょうか?
知り合いに自分の仕事について話しますと、「何かの便利屋さん?」とよく聞き返されます。

例えば、国語辞典には
『特許や実用新案などの申請・出願などの代理を職業とする人』
と書かれています。

仕事の手順としては、こういうことです。
①まず、発明者・研究者・企業が発明をする。特許を取りたいと思う。
②そのためには特許庁に申請する必要がある。でも、申請には特殊な資格が要る。
③そこで弁理士に依頼する。

④弁理士は発明を理解して、願書などを特許庁へ提出。
⑤そのような特許庁とのやりとりを何度か経て、無事に特許を獲得。

要するに弁理士とは、発明者と特許庁とのやりとりの間に入って、発明者の代わりに手続を進めるお仕事です。


さて、話は少し変わりますが、
世界一の科学技術を誇る国はどこでしょうか?
もちろん、アメリカです。
この状況は我が国としては面白くない。
そこで、これに対抗すべく日本政府は、科学技術分野を様々な方向から奨励するよう努めています。
その一つに「知的財産立国」というものを掲げています。
知的財産戦略本部が政府に設けられ、「知的財産推進計画2010」という骨子のもとで政策が進められています。
こうかくと抽象的ですが、要は、良質な特許出願・特許数を増やすべく、国が支援しているというわけです。
そして、このような流れの中で、国としても弁理士の数を増やしたいという方向性のようです。
つまり、この不景気の中で「求められている」職業とも言えそうです。


私は、学生時代にこのような職業の存在をたまたま知りました。
しかし本屋へ行っても、職業紹介のような本が少なく、情報収集に苦労したのを覚えています。
以下に、弁理士を知る上で役に立つ本を幾つか紹介します。
興味のある方は参考にして下さい。

短答試験の模試の活用法

もうすぐで短答試験ですね。
受験生の皆さん、頑張ってください。

私は2年前、つまり大学4回生の時に、短答試験に合格しました。
当時の私が少しでも参考になればと思い、簡単に紹介いたします。

直前はLECの模試を2回、Wセミナーの模試を1回受けましたので、
5月は毎週のように模試を受けていました。
今思うと、良かったことは大きく2つあります。

1つは、自分の位置を客観的に把握できたことです。
毎回合格基準点が出ますので、それを参考にして、
自分の穴を埋めることができました。
ちなみに私はどの回でも2~3点足りず、不合格の判定でしたが、
本試験では合格点を5点ほど上回りましたので、
模試の判定が不合格でも自分を信じ切ることが大切だと思います。

もう1つは、3時間半という長い時間を経験できたことです。
自宅だと「3時間半」集中して過去問を解くのは結構大変です。
濃い3時間半を味わうには、やはり模試を受けるのがベストではないかと思います。
そして何回か模試を受けていると、自分なりの3時間半の使い方が分かってきます。
例えば、60個の問題を解く順番について、
最初から順に進めて解くのが一般的であり、私もそのように解きましたが、
特許法だけを最初に解いて、続いて意匠法を・・という方法もありますし、
後ろから順番に前に戻って解くという人もいます。
どれが正解というのはないと思います。
大切なのは、自分に合った解き方を見つけることです。
解く順番を例に挙げましたが、要するに、模試の3時間半を経験することによって、自分なりの3時間半の戦略が固まってくるのです。
これこそが、模試の最大の収穫だと思います。

長々となってしまいましたが、とにかく皆さん、
模試を沢山受けて、最後まで自分を信じて頑張ってください!

弁理士口述試験に使っている参考書

平成21年の論文試験に合格したのですが、その年の口述試験に落ちてしまいました。
最大の原因は精神的な甘えだという分析のもと、現在は平成22年の口述試験に向けて励んでおります。

口述試験対策に使っている参考書は、「青本」と「一問一答集」です。
口述試験の問題は青本が題材になっているので、青本の読み込みはとても大事です。もちろん全ての箇所が重要というわけではないので、重要な箇所にマーカーを付けて繰り返し読み込みます。
また、自分の知識がどれだけ定着したかを把握するために一問一答集を使ってテストしています。

青本をINPUT、一問一答集をOUTPUTという位置づけで使っていますが、口述試験までの日数がまだ5ヶ月近くあることを考えますと、主に知識の総整理(つまりINPUT)をしているのが現状と言えそうです。

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