さて、本日は、試験から離れて、
少し実務の話をしてみたいと思います。

といいましても、まだ実務経験3年ほどの新米ですので、
これといって語れることは多くありませんが・・・。

これから特許業界で働くことを検討されている方へ、
一つアドバイスするとしたら。
弁理士は、英語が必要不可欠な職業だということです。

私自身、仕事をする前は、英語がこれほど必要になるとは、
思ってもいませんでした。

例えば、私が特許事務所に入って一番最初に行った仕事は、
海外から日本へPCTで移行する出願の翻訳作業。
つまりは、英語から日本語への翻訳です。

当時は、短答試験に合格し、論文試験が控えており、
特許法の条文はかなり頭に入っていました。

が、それでも、短答試験直前にさんざん格闘した184条(イヤヨ)系の、
184条の4の「翻訳文提出特例期間」内に翻訳文を作ることが、
自分の最初の仕事になるとは夢にも思いませんでした。

現在は、暇さえあれば、英語の勉強を意識してやっています。
特に、英語を書くという能力を高めようと努めています