具体的な勉強内容については、新しいことをするより今までの復習に徹します。そして、何よりも大切なことは、自分の力を100%出せる準備をすることです。

例えば、一般的なことですが、体調を崩さない。睡眠を取る(私は、毎日8時間を心がけました)。食事もバランス良く。当日に胃もたれしたり、力が発揮できない食事は避ける。

そして、論文試験に特有なことは、特・実の試験が終わってもあきらめないこと!毎年多くの受験生が、特・実の試験が終了して自分はもう不合格だと意気消沈して、残りの科目もイマイチな出来で不完全燃焼します。

ただ、覚えておいてください。特・実は大体の年度が難しいです。そして時間が足りないことはよくあることだし、自分が多少のミスをしていても、他の受験生も同じミスをしていることが多いです。すると、合格者と不合格者の違いは、(もちろん、これだけではありませんが)1科目目の出来が決して良くなくても切り替えて残りの科目でいつも通りの力を出せた人と、1科目目のことを引きずって残りの科目で力が出せなかった人とであると捉えることもできます。

なので、特・実で思うように解答できなかったとしても、その精神状態を後の科目へ引きずらないための心の準備をしておくことはとても大事です。最後の1週間は、寝る前などに当日のシミュレーションをして備えると良いと思います。