短答試験が近いです。
直前期のこの時期にすることは、知識を詰め、整理することです。
短答試験は3.5時間で時間配分や集中力の維持が難しいという面もありますが、
それでも、論文や口述と比べて、「INPUT」の比重がはるかに大きい試験です。
そして、短答試験で詰め込んだ知識はその後の論文や口述試験の基礎となります。
短答試験の受験生の方は、とにかく、時間の許す限り、知識の体系化に努めてください。
おそらく、この時期が最もモチベーションが上がるはずです。
無駄のない勉強計画を立て、日々それを見直し、ぐっと合格を引き寄せてください!
私は、大学4年生の頃に短答試験を受験しましたので、
卒論を放置し、研究室に全く顔を出さずに、自宅にこもってひたすら勉強していました。
睡眠時間も3~4時間程度でした。
モチベーションが高い時期というのは、不思議と、生活に支障が無いものです。
もちろん、試験の1週間前からは、睡眠時間も6時間程度を心がけましたが。
いずれにしましても、短答受験生の方、最後の追い込みを頑張ってください!
コメント一覧 (6)
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- 2012年05月04日 20:22
- コメントありがとうございます。
簡単ですが、以下を参考にして下さい。
Q.短答試験は、国内四法は暗記しないと太刀打ちできませんよね?
A.条文が貸与されない試験ですので、条文の暗記は必須です。
しかし、試験で出題される枝が「○」か「×」かの判定が出来る程度に暗記しておけばよく、口述試験のように、条文の最初から最後までを完全に暗唱できる必要はありません。
例えば、罰則などの箇所は、条文を丸暗記するというよりは、表などに整理して、その表ごと覚えるという具合です。
自分で表を作成する過程で、結構、頭に残り、それを部屋の目につくところに貼っておき、毎日(朝と晩)、クイズのように自問自答していくと、意外と覚えられます。
Q.やはり、条文の読み込みの時は、一つの条文を10回ずつ読まれたのですか?
A.口述試験のときは、試験に出る条文の読み込みは、10回以上しました。
しかし、短答試験の場合は、条文をそのまま読み込むというよりは、上述しましたように、必要な内容をどんどん整理して、整理した内容を覚えるという作業をしました。
朝と晩で一日に2回のチェックテストをして、それを繰り返していくと、大体1週間で覚えられていたと思います。
Q.語呂合わせとかを使って暗記されたのですか?
A.語呂合わせは使いませんでした。
というか、私は、語呂合わせを思いつくような発想が無かったものですから・・・、正しくは、使えませんでした。
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- 2012年05月04日 20:22
- Q.条文の読み込みはこの時期すべきことだと思ってやっていますが、単に条文の素読をしても忘れるばかりで...。それに、時間がかかりすぎかな?と感じております。
A.自分で整理すると、その整理したものに愛着がわいて、案外すんなり暗記できると思います。
「整理する」(能動的)と「覚える」(受動的)とで、効率が良いと思います。
条文や市販のレジュメを「覚える」(受動的)だけでは、仰るように中々つらくて、時間がかかると思いますので、色々と工夫をして、能動的な作業も組み込んで暗記されると良いと思います。
もう1つは、家の机で覚える、図書館で覚える、喫茶店で覚える、電車で覚える、または、自分で声にする、誰かにしゃべる、などという風に、同じ内容でも、覚える状況・方法を変えてみると良いと思います。
最後に、覚えるというのは、工夫をしてもやはり時間がかかる大変な作業ですので、途中であきらめずに、自分を信じて頑張ってください。
ご健闘をお祈りします。
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- 2012年05月05日 19:14
- キタロウさんへ
詳しい解説ありがとうございました。
ところで、これは個人的な感想なのですが、そもそも条文の読み込みは、短答式試験で必要なのでしょうか?
模試前に国内四法だけですが、1周しました。
結果は惨敗でした。
短答式試験は、解き方を工夫しないと合格できないのではないでしょうか?
私は、問題文を読んで、該当条文を思い出して正誤判断するやり方ですが、思い出せない、あたはあいまいだと時間がかかる上に間違えます。
解き方に何か工夫はされましたか?
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- 2012年05月05日 20:25
- Qそもそも条文の読み込みは、短答式試験で必要なのでしょうか?模試前に国内四法だけですが、1周しました。
A.必要だと思います。
私も、短答試験前は、何周も読み込みしました。
最初は、1カ月かかって1周するのが、徐々に2週間で1周、1週間で1周、3日で1周という風に短時間で出来るようになりました。
1周だけでは、中々、得点に直結しないかもしれませんので、もう何周か読み込みされてはいかがでしょうか。
そうすれば、正誤判断が思い出せなかったり、曖昧という状況は、徐々に無くなると思います。
Q.短答式試験は、解き方を工夫しないと合格できないのではないでしょうか?解き方に何か工夫はされましたか?
A.人によって、解き方は様々です。
例えば、特許法に圧倒的な自信があれば、60問のうち、まずは特許法だけを解くというのも戦略です。
あるいは、時間配分に自信ながなければ、「1問を2分」と決めて、解答が導き出せたか否かに係わらず、とにかく進めていくのも戦略です。
私は、これという戦略はありませんでした。
ただ、あまり1つの問題に時間をかけ過ぎると、リズムが悪くなるので、5分かかっても答えが出ない場合(特に、いくつあるか問題の場合)は、とばしました。
あまり、お役に立てず申し訳ないです。
とにかく、この時期は「条文の読み込み」と「過去問」の2本柱と思いますので、頑張ってください。
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- 2012年05月06日 19:27
- キタロウさん
貴重なご意見ありがとうございます。
読み込みの回数が少ないことが原因だと分かりました。
1回で全て覚えようとしたのが間違いでした。
また、時間がかかる問題を飛ばしてどんどん先に進むという戦略は、5/20に実践しようと思います。
どうしても、1つの問題に固執して、時間ぎりぎりまたは時間が足りなくて模試が終わってしまったということが多々ありました。
2010.6.13の文章に①毎日、覚えたいフレーズを10回唱える。だまされたと思って、1週間やって見てください。すぐに覚えられます。忘れるのも早いですけど、それで充分です。
が出てきます。
短答試験は、国内四法は暗記しないと太刀打ちできませんよね?
やはり、条文の読み込みの時は、一つの条文を10回ずつ読まれたのですか?
語呂合わせとかを使って暗記されたのですか?
条文の読み込みはこの時期すべきことだと思ってやっていますが、単に条文の素読をしても忘れるばかりで...。それに、時間がかかりすぎかな?と感じております。