2008年大学生の時に弁理士を志し、勉強をスタート。 2010年弁理士試験に合格し弁理士として奮闘中! 弁理士キタロウの本音ブログ

短答試験

2013年短答&論文試験LECの対策講座一覧(2012年8月16日更新)

2013年受験向けの短答&論文試験対策講座一覧です。
今後適宜更新していくと思いますので、よかったら活用ください。

※この記事では短答と論文試験対策の両方がパックになっている講座のみをまとめています。
※裏技講座やテキストについては次回追加予定です。

■コース・パック ↓「通学」の1年合格ベーシックコース&アウトプット完成コースです。
LECサイト上ではリンクが見当たりませんでしたが、今からでも申込可能です。 ■講座

2013年短答試験LECの対策講座一覧(2012年8月10日更新)

2013年受験向けの短答試験対策講座一覧です。
今後適宜更新していくと思いますので、よかったら活用ください。

※この記事では短答試験対策に関係する講座のみをまとめています。
※裏技講座やテキストについては次回追加予定です。

■コース・パック ■講座(INPUT) ■答練(OUTPUT) ■模試(OUTPUT)

まずは短答試験から!独学 OR 受験機関?

私が、短答試験の勉強を開始したのは、大学3年生の夏でした。
ちょうど、今くらいの時期です。

学生の身であるから、時間はあるけどお金が無い。
そんな状況でしたので、独学で勉強を開始しました。
具体的には、INPUTは非効率でもお金のかからない独学を選びOUTPUTに関しては受験機関の答練や模試を使用しました
学生の勉強のスタイルとしては、悪くない戦略だと思います。

当時は、3000時間の勉強をして合格する試験と言われていたので、それを一つの目安にしました。
色々と工夫をして、モチベーションの持続に必死でした。

結論として、独学は、時間がかかるけどお金はかからない。
よって、時間に余裕のある学生などに向いています。
ただし、モチベーションを持続させる難しさがあります。

逆に、社会人の場合は仕事が忙しいですので、お金を払ってでも効率重視の勉強スタイルが望ましく、受験機関を可能な限り利用すべきと思います(特に、初学者)。

弁理士試験の最初の一歩は受験機関選び

さて、本日は、弁理士試験をこれらから目指そうという方への記事です。私がどのような経緯で弁理士を志したかにも触れつつ、弁理士になる(=弁理士試験に合格する)ための最初の一歩をご紹介します。

私が弁理士を志したのは大学在学中でした。理系の学部生だった私は、学部卒業後に大学院へ進学すことに疑問を持ってました。理系ならとりあえず院に行くという風潮に流される自分が嫌でした。かと言って、不景気の時代に企業への就職は簡単ではなく、仮に就職できても将来が安泰とは言えません。そこで、将来について考えていたところ、弁理士という資格に出会いました。理系向けであり、かつかなり社会的に価値のある資格ということで、これに賭けてみることにしました。

もちろん理系の私は、法律系科目を本格的に勉強したことはありませんでした。大学構内の本屋で弁理士試験過去問をぱらぱらめくり途方にくれましたが、とにかく最初の一歩を踏み出さねば、勉強計画も立てられない。結局、、すべて独学で勉強を始めるのはリスクが大きいと判断しました。そこで、受験機関を使って効率よく弁理士試験の対策を練ろうと考え、受験機関を調査しました

挙がってきた受験機関は LEC東京リーガルマインド 資格の学校TAC早稲田セミナー)の2つであり、弁理士試験に関してはこの2つしか選択肢がありませんでしたので話は早かったです。

私はLECでコースを申し込み1年間通学しました。基礎的な講座であればどちらでも大差ないと思いますが、将来的なことを考えると、LECの方が授業のバリエーションが豊富で良いかなと感じました。結局、1年間の基礎講座では最終合格が出来ず、そのあとは、適宜自分に必要な講座をLECとTACから選びながら受験勉強を続けました。

今振り返って言えることは、全ての勉強を独学でするのはとても大変です。かと言って、全てを受験機関にゆだねるのも、経済的な問題や時間に拘束されるという問題があります。そこで、基本的な講座と代表的な答練は受験機関で受けて、残りは独学というスタイルが良いかと私は思います。

というのも、理系の人間にとっては法律の学び方から学ぶ必要があり、これを独学でやろうと思ったら時間がかかって仕方がないですから、基本的な講座は受けるべきです。併せて、試験は他の受験生との競争であり、ライバルを知るという点で、代表的な答練(模試など)も受けるべきです。

以上長くなりましたが、結論としては、初めの一歩で躊躇している方はとりあえず、受験機関にコンタクトを取ってみると事が前に進むだろう、ということです。

H24年、短答試験の合格最低点は37点

短答試験の合格発表があり、合格最低点が「37点」とのことでした。

合格された方、おめでとうございます。この勢いのまま、論文試験まで走り抜いて下さい!

残念ながら、不合格だった方、この悔しさを1年間噛みしめながら、来年の合格を必ず勝ち取って下さい。とりあえずは、休養をしながら、年間計画を考えましょう。

ともかくも、皆さん、お疲れ様でした。

短答試験ボーダーの人に告ぐ!

短答合格者で一番多いのは、合格最低点の人。
次に多いのが、合格最低点+1点の人。

すると、ボーダー周辺で短答試験に合格した人に関しては、
合格発表までの間にどのように時間を過ごしたかで、
論文試験での勝敗が決まると言っても過言ではありません。

*****************

ここで、私の知り合いの2人の実話をご紹介します。
ある年の短答で、AさんとBさんは、いずれも自己採点が37点でした。
前年のボーダーが41点であり、問題のレベルなどを考慮すると、37点ではかなり難しいと言われていました。

しかし、Aさんは自分を信じ、合格することだけを考えながら、論文試験への勉強計画を立て、着実に進めていきました。
一方のBさんは、合格は難しいと半分あきらめ、勉強に力が入らず、何をするでもなく合格発表の日を待っていました。

ふたを開けてみたら、その年の合格最低点は37点でした。
二人の結末はもう、お分かりですよね。

Aさんは、そのままグングン成績が伸び、厳しいと思われていた論文試験に合格。
Bさんは、まさか受かるとは思っていなかったので、準備不足で、論文不合格。

*****************

これらの教訓も踏まえ、私のアドバイスは一つ。
自己採点で30点以上ならば、自分は合格すると言い聞かせ、
論文試験に向けて、少しでも早く勉強を開始することです。

受かれば、この期間の勉強がバネとなり、勢い付きます。
不合格でも、来年の論文への準備になります。

直前期は独特の緊張感があり、
過ごし方によっては、通常の何倍も効率が上がります。

不安に押しつぶされることなく、
周囲の根拠もない噂に惑わされることもなく、
自分のこれまでの努力を信じて、最後まで走り抜いて下さい!

短答試験受験生の方、お疲れ様です

今夜の21時頃に、LECとTACは、ホームページで解答速報を出すようです。
ただ、受験機関の解答は大抵2~3問ほど、特許庁の正解と異なりますので、もし、今日の速報で得点が厳しくても、あきらめないで下さい。

正確には、明日の特許庁の正解とで答え合わせをして、今後の戦略を練れば良いかと思います。

私は、以前の記事で、近年の短答試験の合格最低点が「36点~41点」とご説明しました。
今年もこの傾向から大きくは外れないと思います。

そこで、得点が30点未満だと合格は難しいと思いますが、30点以上であれば、論文試験への準備を開始するべきだと思います

短答試験の合格結果が出るまでは宙ぶらりんな状態ですが、この時期にしっかりと集中して勉強できるか否かで、論文試験の出来が大きく変わってきますので、自分を信じ切って、論文試験へ全力で進んでください!
仮に、合格最低点が45点とかに跳ね上がったとしても、ここで費やした論文試験対策の勉強は、来たる論文試験の時に絶対に活きます。

逆に30点に満たない人は、今回の反省を分析して、来年の短答試験への再スタートを少しでも早く切りましょう。

とにかく、受験生の皆さま、本当にお疲れ様でした。
1日~2日は、ゆっくり休んで下さい。

短答3日前。整理に次ぐ整理!

短答試験の3日前です。
この時期は、新しいことにはあまり手を出さずに、今までの知識を整理する。
特に、解けなかった問題を見直したり、曖昧な条文の読み込みをすると良いと思います。

今から試験本番までの間で出会った問題が、本番でも出たら、絶対に得点しないと駄目です。
結局、試験で得点できる問題は、何らかの形で、自分が過去に出会ったことのある問題だからです。

そして、捨てる問題は、潔く捨てる。
中途半端に手を出して、勉強時間を費やしたのに、本番で正解できないようでは意味がありません。
例えば、細かいPCT規則とかは、どんどん切って良いと思います。

とにかく、整理!整理!整理!です。
最後まで頑張ってください。

本番のシミュレーションをお忘れなく

短答試験まで、残すは6日ですね。

体調管理をしつつも、試験開始のぎりぎりまで、知識を詰め込む!
有給休暇が取れれば、遠慮なく取る!
とにかく、最後のスパートで得点は伸びますから。
頑張ってください。

それと同時に、本番のシミュレーションを、空き時間などにしておくと良いです
例えば、去年と傾向がガラリと変わっていたら・・・とか、
最初20問が全て事例問題で時間配分が狂ったら・・・とか、
時間が足りなくなったときに、捨てる問題は・・・著作権法?とか。

3時間半を平常心で戦うことは意外と難しく、
しかし、自分の力を100%出すには不可欠です。

できるだけ万全の準備をするに越したことはありません。

短答試験の合格最低点の推移

この時期の短答受験生は、不安と隣り合わせですが、
そんな時こそ、客観的なデータと分析が大事です。

そこで、本日は、短答試験のボーダーを紹介します。
特許庁の公式見解では、短答試験の合格レベルは「6割程度」と書かれています。

過去の合格最低点を調べてみると、36点から41点の間です。
つまり、6割から7割というところでしょうか。
「45点を取ればまず合格、40点でも多分合格、35点でも可能性はある!」
最後まで自分を信じて頑張ってください!

tantou

平成14年:40点
平成15年:36点
平成16年:39点
平成17年:41点
平成18年:37点
平成19年:39点
平成20年:39点
平成21年:37点
平成22年:39点
平成23年:39点

試験直前期の勉強時間

短答試験に合格した時、私は大学生でしたので、試験前の勉強時間は、1日10時間程度。
睡眠時間は、長くて6時間というもの。
学生の間は、時間が有り余っているので、資格を取るには持って来いです。

さて、論文試験に合格した時は、社会人でした。
学生の頃と比べて、勉強時間を確保するのに苦労しました。
結局、試験1カ月前から試験1週間前までの3週間の期間は、勉強時間を捻出するために睡眠時間を削りました。
平日の睡眠時間は3~4時間、休日で7時間前後。
今思うとゾッとしますが、平日は大体、こんな感じでした(↓)。

平日
 04:30 起床 → 勉強(眠いので、書き込みを中心にする)
 06:30 朝食
 07:00 仕事へ
 19:00 帰宅 → 夕食 → 風呂
 20:00 勉強(答案構成や条文の整理等、頭を使う内容を中心にする)
 25:00 就寝

なお、試験1週間前から本番までは、体調管理に気を使い、少なくとも6時間は寝るようにしました。

平成23年の短答試験の第15問を題材に

短答試験の過去問は、とても良い勉強になります。
この時期、短答試験の受験生は色々なことに手を出して、焦りがちですが、私は、自宅学習の軸は2つだと思います。
 ①条文の読み込み(趣旨・要件・効果)
 ②過去問の徹底

そして、これらは、必ずしも独立にする必要はなく、
特に、過去問を徹底する過程で、条文を再びレビューするという相互理解によって、勉強の効率化を図れると思います。

具体的にご説明します。
平成23年の短答試験の第15問を例にします(問題文は、記事の末尾)。
正解は、枝3です。
これを解くには、1分くらいで十分と思いますが、復習には10分かけても良いと思います。
というのも、大切なのは、解答に至るまでの思考回路だからです。

例えば、枝1には、条文番号が登場しませんが、枝1を不正解とする条文の根拠は?
 152条です。

では、152条は、いわゆる、どのような規定?
 職権進行主義です。

では、職権主義と対立する概念は?
 当事者主義です。

民事訴訟では、当事者主義が原則なのに、どうして特許法は職権主義を採用?
 特許権は、公衆の利益と密接に関連し、対世効を有するから。

このように、1つの枝でも、上記の内容を理解した上で解答に導ける人と、何となくで解答にたどりつく人がいて、いずれも「見かけ上は正解」です。
しかし、「本当の正解」とは、過去問で登場した問題の解答の根拠とその周辺の内容を全て理解してはじめて達成できるものと思います
枝1を復習する際には、少なくとも、上のような事項も合わせて確認すると、勉強の効率化が図れます。
他の枝も、同じように復習をしてみて下さい。


〔15〕特許法に規定する審判の審理に関し、次のうち、正しいものは、どれか。

1 審判長は、口頭審理による審判をするときは、その期日及び場所を定め、当事者及び参加人に対し、期日の呼出しを行わなければならないが、当事者及び参加人の全員が期日に出頭しないときは、審判手続を進行することができない。

2 二以上の審判において、一方の当事者が同一であっても他方の当事者が異なる場合には、審理の併合をすることはできない。

3 事件が複雑であるとき、その他やむを得ない理由があるときを除き、審理の終結の通知を当事者及び参加人に発した日から20日以内に審決をしなければならないが、審理の終結の通知をした後でも、必要があれば、審判長は職権で審理の再開をすることができる。

4 口頭審理による審判については、審判書記官は、期日ごとに審理の要旨その他必要な事項を記載した調書を作成しなければならないが、調書の記載について当事者が異議を述べたときは、審判長の許可を得て調書の記載を変更しなければならない。

5 審判官の除斥又は忌避の申立ては、書面審理においては書面で、口頭審理においては口頭で、それぞれ行わなければならない。

短答試験の直前期は知識を整理

短答試験が近いです。
直前期のこの時期にすることは、知識を詰め、整理することです

短答試験は3.5時間で時間配分や集中力の維持が難しいという面もありますが、
それでも、論文や口述と比べて、「INPUT」の比重がはるかに大きい試験です。
そして、短答試験で詰め込んだ知識はその後の論文や口述試験の基礎となります。

短答試験の受験生の方は、とにかく、時間の許す限り、知識の体系化に努めてください。
おそらく、この時期が最もモチベーションが上がるはずです。
無駄のない勉強計画を立て、日々それを見直し、ぐっと合格を引き寄せてください!

私は、大学4年生の頃に短答試験を受験しましたので、
卒論を放置し、研究室に全く顔を出さずに、自宅にこもってひたすら勉強していました。
睡眠時間も3~4時間程度でした。
モチベーションが高い時期というのは、不思議と、生活に支障が無いものです。
もちろん、試験の1週間前からは、睡眠時間も6時間程度を心がけましたが。

いずれにしましても、短答受験生の方、最後の追い込みを頑張ってください!

試験別の受験機関に関する考察 <短答試験>

本日のテーマは、タイトル通りです。
シリーズで書きたいと思いますが、まずは第1弾の短答試験です。

これについての私の結論は、「どこでも良し」です。
というのも、短答試験は受験機関に頼るウェイトの低い試験と思うからです。

短答試験の場合は、ひたすら過去問を解き、解けなかった個所を繰り返す。
10年分ほどの過去問が、解答に至るまでの道筋も含めて完璧に分かれば、まず受かると思います。
実際、私はそのような勉強をして短答試験は一発合格を果たしました。

どこの受験機関も答練などの講座はありますが、
結局のところ、過去問と同じかそれを多少ひねった程度の問題を、
審査基準や基本レジュメを引用して解説するという内容です。

私が唯一、受講したのは、直前の模試です(LECと早稲田セミナー)。
これには2つの意義があります。

①3時間半を、周囲に受験生がいる環境で味わうことです。
特に、どういう場面で自分は心の冷静さを保てなくなるのか?
(例えば、時間配分が予定通り進んでいないとか・・・)
これを出来るだけ多く分析し、事前に対策を練ることによって、本試験でのパフォーマンスを少しでも高めることができます

これが模試を受ける最大の意義だと思います。

②他にも、模試の得点分布を分析することによって、自分の弱点が分かります。
すると、それに基づいて、本試験までの数日間の分野毎の勉強量の配分を決めることができ、勉強の効率化を図ることができます。

これも、大きな意義でしょう。

逆に言うと、模試で出題される問題の内容自体は、過去問と同じか多少のひねりを加えたものに過ぎず、「どこどこの受験機関の模試を受けたほうが良い」ということはありません。

実際に、本試験でも、
多くの問題は今までどこかで目にしたことのある問題のはずです。

以上をまとめると、
短答試験対策の受験機関選びに関しては、あまり神経質になる必要は無いと思います。
受験機関で出題される問題(答練や模試)に大差は、ありません。
通学しやすい場所にあるとか、授業料が安いとか、都合のよい理由で受験機関を決めれば良いと思います。

大切なことは、
 過去問を徹底的にやること
 模試をいくつか受けて本番のシミュレーションをすること
この2点です。

それでは、明日からゴールデンウィークですので、
短答受験生の方はラストスパートに向けて頑張ってください!

素直な、短答試験

今年も、短答試験が近くなりました。
LECなどの受験機関の模試も始まった頃かと思います。

弁理士試験の中で、
短答試験ほど素直な結果が出る試験は無いと思います。
つまり、大きく間違った勉強方法を取っていない限り、
投入した時間が試験の得点に如実に反映されます。
この直前期でも、勉強した分は、ちゃんと得点に結びつきますので、
受験生の方は、不安や焦りに負けて勉強時間を浪費せずに、
しっかりと勉強時間を確保して下さい。

逆に、論文試験は、ある程度のレベルに達しない限り、
得点に表れませんので、精神力が問われます。

さらにいうと、口述試験は、面接官の評価という主観的要素が高まり、
自分の力の及ばない所で勝敗が決まりますので(経験者は語る)、
一層の精神力が求められます。

いずれにしましても、短答試験は、素直な試験です!
受験生の方は、絶対にあきらめずに、
最後まで自分を信じて頑張ってください!

P.S. 私が受験生時代に取っていた短答試験の得点戦略
特・実  16/20
意匠   9/10
商標   7/10
条約   6/10
不競   4/5
著作   2/5
合計  44/60
      (本番も、ほぼ似たような得点分布となりました)


短答試験の模試の活用法

もうすぐで短答試験ですね。
受験生の皆さん、頑張ってください。

私は2年前、つまり大学4回生の時に、短答試験に合格しました。
当時の私が少しでも参考になればと思い、簡単に紹介いたします。

直前はLECの模試を2回、Wセミナーの模試を1回受けましたので、
5月は毎週のように模試を受けていました。
今思うと、良かったことは大きく2つあります。

1つは、自分の位置を客観的に把握できたことです。
毎回合格基準点が出ますので、それを参考にして、
自分の穴を埋めることができました。
ちなみに私はどの回でも2~3点足りず、不合格の判定でしたが、
本試験では合格点を5点ほど上回りましたので、
模試の判定が不合格でも自分を信じ切ることが大切だと思います。

もう1つは、3時間半という長い時間を経験できたことです。
自宅だと「3時間半」集中して過去問を解くのは結構大変です。
濃い3時間半を味わうには、やはり模試を受けるのがベストではないかと思います。
そして何回か模試を受けていると、自分なりの3時間半の使い方が分かってきます。
例えば、60個の問題を解く順番について、
最初から順に進めて解くのが一般的であり、私もそのように解きましたが、
特許法だけを最初に解いて、続いて意匠法を・・という方法もありますし、
後ろから順番に前に戻って解くという人もいます。
どれが正解というのはないと思います。
大切なのは、自分に合った解き方を見つけることです。
解く順番を例に挙げましたが、要するに、模試の3時間半を経験することによって、自分なりの3時間半の戦略が固まってくるのです。
これこそが、模試の最大の収穫だと思います。

長々となってしまいましたが、とにかく皆さん、
模試を沢山受けて、最後まで自分を信じて頑張ってください!
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