2008年大学生の時に弁理士を志し、勉強をスタート。 2010年弁理士試験に合格し弁理士として奮闘中! 弁理士キタロウの本音ブログ

合否

論文公開模試の結果 第2弾 不合格した年

前回の記事の続きです。
弁理士の論文試験で不合格の年(2008年)の、LECの模試の結果です。

数字は、得点です。
特・実に関しては、問題Ⅰ/問題Ⅱです。

第1回
特・実:62/58、意:55、商:58

第2回
特・実:52/54、意:52、商:62

第3回
特・実:32/56、意:61、商:57

第4回
特・実:38/50、意:52、商:57

合格した年と大きく違うのは、
 特・実で60点を超えている場合がほとんどない
 意匠の得点が不安定
です。

やはり、特・実は、第Ⅰ問か第Ⅱ問のいずれかで、合格点を取りたい科目です。そして、特・実の最終的な得点で6割以下にしたくありません

意匠は、得点し易い科目なので、60点超えを確実に達成し、貯金をしたいです。

逆に、商標は最後の科目で疲れているし、苦手な受験生も多く、5割~6割程度の得点を取っていれば、合否に決定的な影響を及ぼさない印象があります。

趣旨・判例・審査基準はどこまで勉強する?

論文試験の勉強も、試験が近付いてくると焦ってきます。

どこまで勉強すれば良いのか?
つまり、趣旨はどこまで、判例はどこまで、審査基準はどこまで?

そこで、私がいつも思い出す言葉があります。
LECの納冨美和先生が、よく言われていました。

「赤信号は、みんなで渡れば恐くない。」

つまり、横断歩道を渡るときに、歩行者信号が赤でも、
みんなで渡れば、車が来ても恐くないということです。
これを弁理士試験に当てはめると・・・

論文試験は、相対評価です!
なので、受験生全員が得点できない箇所は、合否に影響しません
逆に、ほとんどの人が押さえているポイントを、自分だけ落とすと、合格が一気に遠のきます。

実際に、論文試験合格者を観察すると、
ファインプレーが多いというよりは、ケアレスミスが少ないことに気付きます。

では、受験生全員が絶対に押さえるべきポイントとは?
ズバリ、「過去問」と「受験機関の模試と答練」です。
これらから、もし同じ問題が出たら、確実にゲットしないと合格は難しいです。

落ちる人というのは、試験の後にこう言います。
「どこかで見たことのある問題だったけど、上手く書けなかった。
ちゃんと復習しておけばよかった~。」

結論としまして、
試験直前期で、勉強する内容を絞ろうと考えている方は、
受験生の間で頻繁に登場している論点から順に潰していくことです。

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