2008年大学生の時に弁理士を志し、勉強をスタート。 2010年弁理士試験に合格し弁理士として奮闘中! 弁理士キタロウの本音ブログ

合格

短答試験ボーダーの人に告ぐ!

短答合格者で一番多いのは、合格最低点の人。
次に多いのが、合格最低点+1点の人。

すると、ボーダー周辺で短答試験に合格した人に関しては、
合格発表までの間にどのように時間を過ごしたかで、
論文試験での勝敗が決まると言っても過言ではありません。

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ここで、私の知り合いの2人の実話をご紹介します。
ある年の短答で、AさんとBさんは、いずれも自己採点が37点でした。
前年のボーダーが41点であり、問題のレベルなどを考慮すると、37点ではかなり難しいと言われていました。

しかし、Aさんは自分を信じ、合格することだけを考えながら、論文試験への勉強計画を立て、着実に進めていきました。
一方のBさんは、合格は難しいと半分あきらめ、勉強に力が入らず、何をするでもなく合格発表の日を待っていました。

ふたを開けてみたら、その年の合格最低点は37点でした。
二人の結末はもう、お分かりですよね。

Aさんは、そのままグングン成績が伸び、厳しいと思われていた論文試験に合格。
Bさんは、まさか受かるとは思っていなかったので、準備不足で、論文不合格。

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これらの教訓も踏まえ、私のアドバイスは一つ。
自己採点で30点以上ならば、自分は合格すると言い聞かせ、
論文試験に向けて、少しでも早く勉強を開始することです。

受かれば、この期間の勉強がバネとなり、勢い付きます。
不合格でも、来年の論文への準備になります。

直前期は独特の緊張感があり、
過ごし方によっては、通常の何倍も効率が上がります。

不安に押しつぶされることなく、
周囲の根拠もない噂に惑わされることもなく、
自分のこれまでの努力を信じて、最後まで走り抜いて下さい!

短答試験の合格最低点の推移

この時期の短答受験生は、不安と隣り合わせですが、
そんな時こそ、客観的なデータと分析が大事です。

そこで、本日は、短答試験のボーダーを紹介します。
特許庁の公式見解では、短答試験の合格レベルは「6割程度」と書かれています。

過去の合格最低点を調べてみると、36点から41点の間です。
つまり、6割から7割というところでしょうか。
「45点を取ればまず合格、40点でも多分合格、35点でも可能性はある!」
最後まで自分を信じて頑張ってください!

tantou

平成14年:40点
平成15年:36点
平成16年:39点
平成17年:41点
平成18年:37点
平成19年:39点
平成20年:39点
平成21年:37点
平成22年:39点
平成23年:39点
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