2008年大学生の時に弁理士を志し、勉強をスタート。 2010年弁理士試験に合格し弁理士として奮闘中! 弁理士キタロウの本音ブログ

学生

弁理士試験の最初の一歩は受験機関選び

さて、本日は、弁理士試験をこれらから目指そうという方への記事です。私がどのような経緯で弁理士を志したかにも触れつつ、弁理士になる(=弁理士試験に合格する)ための最初の一歩をご紹介します。

私が弁理士を志したのは大学在学中でした。理系の学部生だった私は、学部卒業後に大学院へ進学すことに疑問を持ってました。理系ならとりあえず院に行くという風潮に流される自分が嫌でした。かと言って、不景気の時代に企業への就職は簡単ではなく、仮に就職できても将来が安泰とは言えません。そこで、将来について考えていたところ、弁理士という資格に出会いました。理系向けであり、かつかなり社会的に価値のある資格ということで、これに賭けてみることにしました。

もちろん理系の私は、法律系科目を本格的に勉強したことはありませんでした。大学構内の本屋で弁理士試験過去問をぱらぱらめくり途方にくれましたが、とにかく最初の一歩を踏み出さねば、勉強計画も立てられない。結局、、すべて独学で勉強を始めるのはリスクが大きいと判断しました。そこで、受験機関を使って効率よく弁理士試験の対策を練ろうと考え、受験機関を調査しました

挙がってきた受験機関は LEC東京リーガルマインド 資格の学校TAC早稲田セミナー)の2つであり、弁理士試験に関してはこの2つしか選択肢がありませんでしたので話は早かったです。

私はLECでコースを申し込み1年間通学しました。基礎的な講座であればどちらでも大差ないと思いますが、将来的なことを考えると、LECの方が授業のバリエーションが豊富で良いかなと感じました。結局、1年間の基礎講座では最終合格が出来ず、そのあとは、適宜自分に必要な講座をLECとTACから選びながら受験勉強を続けました。

今振り返って言えることは、全ての勉強を独学でするのはとても大変です。かと言って、全てを受験機関にゆだねるのも、経済的な問題や時間に拘束されるという問題があります。そこで、基本的な講座と代表的な答練は受験機関で受けて、残りは独学というスタイルが良いかと私は思います。

というのも、理系の人間にとっては法律の学び方から学ぶ必要があり、これを独学でやろうと思ったら時間がかかって仕方がないですから、基本的な講座は受けるべきです。併せて、試験は他の受験生との競争であり、ライバルを知るという点で、代表的な答練(模試など)も受けるべきです。

以上長くなりましたが、結論としては、初めの一歩で躊躇している方はとりあえず、受験機関にコンタクトを取ってみると事が前に進むだろう、ということです。

試験直前期の勉強時間

短答試験に合格した時、私は大学生でしたので、試験前の勉強時間は、1日10時間程度。
睡眠時間は、長くて6時間というもの。
学生の間は、時間が有り余っているので、資格を取るには持って来いです。

さて、論文試験に合格した時は、社会人でした。
学生の頃と比べて、勉強時間を確保するのに苦労しました。
結局、試験1カ月前から試験1週間前までの3週間の期間は、勉強時間を捻出するために睡眠時間を削りました。
平日の睡眠時間は3~4時間、休日で7時間前後。
今思うとゾッとしますが、平日は大体、こんな感じでした(↓)。

平日
 04:30 起床 → 勉強(眠いので、書き込みを中心にする)
 06:30 朝食
 07:00 仕事へ
 19:00 帰宅 → 夕食 → 風呂
 20:00 勉強(答案構成や条文の整理等、頭を使う内容を中心にする)
 25:00 就寝

なお、試験1週間前から本番までは、体調管理に気を使い、少なくとも6時間は寝るようにしました。

短答試験の直前期は知識を整理

短答試験が近いです。
直前期のこの時期にすることは、知識を詰め、整理することです

短答試験は3.5時間で時間配分や集中力の維持が難しいという面もありますが、
それでも、論文や口述と比べて、「INPUT」の比重がはるかに大きい試験です。
そして、短答試験で詰め込んだ知識はその後の論文や口述試験の基礎となります。

短答試験の受験生の方は、とにかく、時間の許す限り、知識の体系化に努めてください。
おそらく、この時期が最もモチベーションが上がるはずです。
無駄のない勉強計画を立て、日々それを見直し、ぐっと合格を引き寄せてください!

私は、大学4年生の頃に短答試験を受験しましたので、
卒論を放置し、研究室に全く顔を出さずに、自宅にこもってひたすら勉強していました。
睡眠時間も3~4時間程度でした。
モチベーションが高い時期というのは、不思議と、生活に支障が無いものです。
もちろん、試験の1週間前からは、睡眠時間も6時間程度を心がけましたが。

いずれにしましても、短答受験生の方、最後の追い込みを頑張ってください!

プロフィール
弁理士ランキング参加中
にほんブログ村 士業ブログ 弁理士へ
にほんブログ村

にほんブログ村 資格ブログ 弁理士試験へ
にほんブログ村

人気ブログランキングへ


↑上位争い中

相互リンク募集中!