2008年大学生の時に弁理士を志し、勉強をスタート。 2010年弁理士試験に合格し弁理士として奮闘中! 弁理士キタロウの本音ブログ

弁理士

特許事務所に勤めて4年目

blogタイトルにある「世界一の弁理士」になるには、どうすれば良いのか正直分かりませんが、とりあえず、外国出願経験が豊富である必要があるでしょう。

しかし、特許事務所勤務の4年目の私には、まだまだ険しい道のりです。

ようやく、日本特許庁への実務が一人前になり始めたくらいです。

外国特許庁への仕事が一人前になるのは、あと何年かはかかりそうです・・・。

現在は、アメリカ、欧州、中国あたりを試行錯誤で経験している最中です。

論文試験 前日

前日にこそ、アドバイスさせてください。

科目と科目の間の休み時間では頭を空っぽにして、ゼロからのスタートに切り替えることを忘れないで下さい。

前の科目で失敗して負の連鎖とならないように、あるいは、前の科目で成功して調子に乗りすぎないように。

それを怠って、後悔した人を私は沢山知っています。

皆さんの、ご健闘をお祈りします。

論文試験1週間前!心の準備。

具体的な勉強内容については、新しいことをするより今までの復習に徹します。そして、何よりも大切なことは、自分の力を100%出せる準備をすることです。

例えば、一般的なことですが、体調を崩さない。睡眠を取る(私は、毎日8時間を心がけました)。食事もバランス良く。当日に胃もたれしたり、力が発揮できない食事は避ける。

そして、論文試験に特有なことは、特・実の試験が終わってもあきらめないこと!毎年多くの受験生が、特・実の試験が終了して自分はもう不合格だと意気消沈して、残りの科目もイマイチな出来で不完全燃焼します。

ただ、覚えておいてください。特・実は大体の年度が難しいです。そして時間が足りないことはよくあることだし、自分が多少のミスをしていても、他の受験生も同じミスをしていることが多いです。すると、合格者と不合格者の違いは、(もちろん、これだけではありませんが)1科目目の出来が決して良くなくても切り替えて残りの科目でいつも通りの力を出せた人と、1科目目のことを引きずって残りの科目で力が出せなかった人とであると捉えることもできます。

なので、特・実で思うように解答できなかったとしても、その精神状態を後の科目へ引きずらないための心の準備をしておくことはとても大事です。最後の1週間は、寝る前などに当日のシミュレーションをして備えると良いと思います。

弁理士試験の最初の一歩は受験機関選び

さて、本日は、弁理士試験をこれらから目指そうという方への記事です。私がどのような経緯で弁理士を志したかにも触れつつ、弁理士になる(=弁理士試験に合格する)ための最初の一歩をご紹介します。

私が弁理士を志したのは大学在学中でした。理系の学部生だった私は、学部卒業後に大学院へ進学すことに疑問を持ってました。理系ならとりあえず院に行くという風潮に流される自分が嫌でした。かと言って、不景気の時代に企業への就職は簡単ではなく、仮に就職できても将来が安泰とは言えません。そこで、将来について考えていたところ、弁理士という資格に出会いました。理系向けであり、かつかなり社会的に価値のある資格ということで、これに賭けてみることにしました。

もちろん理系の私は、法律系科目を本格的に勉強したことはありませんでした。大学構内の本屋で弁理士試験過去問をぱらぱらめくり途方にくれましたが、とにかく最初の一歩を踏み出さねば、勉強計画も立てられない。結局、、すべて独学で勉強を始めるのはリスクが大きいと判断しました。そこで、受験機関を使って効率よく弁理士試験の対策を練ろうと考え、受験機関を調査しました

挙がってきた受験機関は LEC東京リーガルマインド 資格の学校TAC早稲田セミナー)の2つであり、弁理士試験に関してはこの2つしか選択肢がありませんでしたので話は早かったです。

私はLECでコースを申し込み1年間通学しました。基礎的な講座であればどちらでも大差ないと思いますが、将来的なことを考えると、LECの方が授業のバリエーションが豊富で良いかなと感じました。結局、1年間の基礎講座では最終合格が出来ず、そのあとは、適宜自分に必要な講座をLECとTACから選びながら受験勉強を続けました。

今振り返って言えることは、全ての勉強を独学でするのはとても大変です。かと言って、全てを受験機関にゆだねるのも、経済的な問題や時間に拘束されるという問題があります。そこで、基本的な講座と代表的な答練は受験機関で受けて、残りは独学というスタイルが良いかと私は思います。

というのも、理系の人間にとっては法律の学び方から学ぶ必要があり、これを独学でやろうと思ったら時間がかかって仕方がないですから、基本的な講座は受けるべきです。併せて、試験は他の受験生との競争であり、ライバルを知るという点で、代表的な答練(模試など)も受けるべきです。

以上長くなりましたが、結論としては、初めの一歩で躊躇している方はとりあえず、受験機関にコンタクトを取ってみると事が前に進むだろう、ということです。

論文試験の2週間前!慎重かつ大胆に!

弁理士論文試験の2週間前~1週間前までの、この1週間は論文試験前に自由に時間が使える最後の期間です。
というのも、試験1週間前~当日の期間になると、精神的に落ち着かなくなったり、体調管理のために無理ができなくなったり、勉強内容も復習が中心になったりして、思うほど勉強がはかどらないからです。

私自身も受験生時代は、この1週間だけは死ぬ気やろうと心に決め、睡眠時間を3時間に設定しました。
そして、過去1年分のLECの「実戦答練」「直前答練」「公開模試」「江口先生の裏技講座」の問題を全て復習しました。
1つの問題につき、答案構成10分・反省5分と決めてどんどん進めていき、結果的に2~3周はしたと思います。
私は5月に答案用紙にひたすら書き込む時期を設けたことで、書くスピードには自信がありましたので、この時は書き込みはしませんでした。

皆さんも、実質的には、ラスト1週間といえるこの時期の過ごし方に悔いが残らないよう、慎重かつ大胆に過ごしてください。

弁理士の年収は本当に高いか?

タイトルの答えは、「その年齢の平均的な人の収入よりは高いけど、ずば抜けて高いわけではない」というところでしょうか。

少し前までは、日本特許庁への出願件数が順調に伸び、弁理士の数も増やそうということで、弁理士は貴重な存在であり、「弁理士」という肩書だけでも、収入が見込めた時代でした。

しかし、最近では出願件数が減少しており、にも係わらず、相変わらず弁理士の数が増え続けて飽和状態になっていますので、資格を取ったからといって、すぐに収入が上がるわけでもないと思います。

弁理士になった上で、さらに自分の武器を見つけ、磨かなければなりません。逆にいえば、武器のある人は、年齢の枠を超えてかなりの高収入が得られる場合もあります。

「勉強時間を少しでも多く」の意識

弁理士試験受験生が1年の中で、最も勉強するのは6月ではないでしょうか。
論文試験直前期で、モチベーションが、MAXに達するからです。

勉強時間の意識は大切だと思います。
私も勉強時間の記録は毎日、欠かさず付けていました。
ちなみに、6月は、200時間以上を記録しました。

大切なのは、昨日よりも少しでも多く勉強時間を確保できたか?

電車の中で、眠らずにひと踏ん張りできるか?
昼休みの10分に効率よく勉強するには、何が適しているか?
夜の時間に眠くならないようには、コーヒー?栄養ドリンク?

最後は自分との戦いです。

もし、よければ下記のサイトを見てみてください。
自分の勉強時間が記録でき、他の受験生の勉強時間も分かり、
モチベーションを高められると思います。

弁コン 弁理士受験生向け → http://bencom.glog.jp/

弁理士という職業

そもそも「弁理士」とは何でしょうか?
知り合いに自分の仕事について話しますと、「何かの便利屋さん?」とよく聞き返されます。

例えば、国語辞典には
『特許や実用新案などの申請・出願などの代理を職業とする人』
と書かれています。

仕事の手順としては、こういうことです。
①まず、発明者・研究者・企業が発明をする。特許を取りたいと思う。
②そのためには特許庁に申請する必要がある。でも、申請には特殊な資格が要る。
③そこで弁理士に依頼する。

④弁理士は発明を理解して、願書などを特許庁へ提出。
⑤そのような特許庁とのやりとりを何度か経て、無事に特許を獲得。

要するに弁理士とは、発明者と特許庁とのやりとりの間に入って、発明者の代わりに手続を進めるお仕事です。


さて、話は少し変わりますが、
世界一の科学技術を誇る国はどこでしょうか?
もちろん、アメリカです。
この状況は我が国としては面白くない。
そこで、これに対抗すべく日本政府は、科学技術分野を様々な方向から奨励するよう努めています。
その一つに「知的財産立国」というものを掲げています。
知的財産戦略本部が政府に設けられ、「知的財産推進計画2010」という骨子のもとで政策が進められています。
こうかくと抽象的ですが、要は、良質な特許出願・特許数を増やすべく、国が支援しているというわけです。
そして、このような流れの中で、国としても弁理士の数を増やしたいという方向性のようです。
つまり、この不景気の中で「求められている」職業とも言えそうです。


私は、学生時代にこのような職業の存在をたまたま知りました。
しかし本屋へ行っても、職業紹介のような本が少なく、情報収集に苦労したのを覚えています。
以下に、弁理士を知る上で役に立つ本を幾つか紹介します。
興味のある方は参考にして下さい。

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