2008年大学生の時に弁理士を志し、勉強をスタート。 2010年弁理士試験に合格し弁理士として奮闘中! 弁理士キタロウの本音ブログ

時間

まずは短答試験から!独学 OR 受験機関?

私が、短答試験の勉強を開始したのは、大学3年生の夏でした。
ちょうど、今くらいの時期です。

学生の身であるから、時間はあるけどお金が無い。
そんな状況でしたので、独学で勉強を開始しました。
具体的には、INPUTは非効率でもお金のかからない独学を選びOUTPUTに関しては受験機関の答練や模試を使用しました
学生の勉強のスタイルとしては、悪くない戦略だと思います。

当時は、3000時間の勉強をして合格する試験と言われていたので、それを一つの目安にしました。
色々と工夫をして、モチベーションの持続に必死でした。

結論として、独学は、時間がかかるけどお金はかからない。
よって、時間に余裕のある学生などに向いています。
ただし、モチベーションを持続させる難しさがあります。

逆に、社会人の場合は仕事が忙しいですので、お金を払ってでも効率重視の勉強スタイルが望ましく、受験機関を可能な限り利用すべきと思います(特に、初学者)。

論文模試の反省をし、勉強計画を立てる

論文試験まで、1カ月を切りました。この時期は毎週の「模試」を受験し、その度に自己分析と反省をして、勉強計画を立て、効率よく得点アップをはかることが大事です。そこで、いくつか、問題点とその対策例をご紹介します。

ほとんどの受験生が、時間が足りなくて困っていると思います。特に、特・実が問題だと思いますが、基本的なスタンスは、
 答案戦略:20分(短ければ、短いほど良い)
 書く:40分
だと思います。私の経験からすると、答案戦略で20分を超えると、書く時間が減り、答案の厚みが出ず、満足の行く結果が出にくいです。以下、3つのケースをご紹介しますので、参考にして下さい。

(1)ケースA
答案戦略に時間がかかるという方の対策例としては、問題の数をこなすことです。できるだけ多くの未知の問題にあたって下さい。扱う題材としては、LECの裏技講座、あるいは法学書院の問題集が良いと思います。とにかく数をこなしてください。勉強法としては、問題文を読み、答案構成を20分で終える。そして解答を見て、10分で反省を終える。次の問題を解く。そんな流れです。1つでも多くの問題にあたり、答案構成力を鍛えることが必要です。

(2)ケースB
次に、書く時間が足りなくなるという方は、本ブログでもご紹介しました論文用の答案用紙を購入し、ひたすら書き込んで下さい。使う問題は、未知の問題でも既知の問題でも、いずでも良いです。数を書き込んでいくうちに、自分のスタイル(テンプレート)が確立され、かつ物理的な書くスピードも増していくはずです。お気に入りのペンまで見つかるはずです。

(3)ケースC
最後に、解答の骨子は間違えないけど、解答の厚みが出ない方。おそらく、条文の趣旨や解釈、判例、審査基準といった「暗記すべき事項」が十分に覚えられていないのだと思います。まずは、今までのレジュメなどであやふやな知識を整理し、徹底的に覚えるべきです。場合によっては、これらに焦点をあてているワンポイント講座を受講するのも良いです。本試験の採点では、判例のキーワードの合致度で、合否が分かれることもありますので、もし、ここが弱点なら死ぬ気で暗記をすべきと思います。

以上が、私が実際に経験した論文試験前の「問題点・悩み」と、それを解消した「対策方法」です。もしよろしければ、参考にして下さい。そして、最後に、論文試験合格は、絶対に今年でしましょう。来年に持ち越したら、いつまでたっても合格できません!

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