2008年大学生の時に弁理士を志し、勉強をスタート。 2010年弁理士試験に合格し弁理士として奮闘中! 弁理士キタロウの本音ブログ

模試

付記試験の模試の案内

「特定侵害訴訟代理業務 模擬試験」開催のご案内
というチラシが今日、届きました。以下、詳細です。

<特許・実用新案法>
東京会場:平成24年10月7日(日) 10:00~16:00
大阪会場:平成24年9月22日(土) 10:00~16:00
講師:城山康文 先生

<商標法(不正競争防止法含む)>
東京会場:平成24年9月23日(日) 10:00~16:00
講師:水沼淳 先生

いずれの回も、費用は、10,000円~13,000円です。
問題と解答のみの購入も可能で、その場合は、3,500円~4,500円です。

試験別の受験機関に関する考察 <論文試験>

さて、第2弾は論文試験です。

これに関しては、私は、LECの論文公開模試は必須だと思います。
そして、できれば、直前答練も受講したほうが良いでしょう。

というのも、論文試験というのは、相対評価です!
このことの認識は、とても大事です。

つまり、みんなが解けない問題は、解けなくても差がつきません。
逆に、みんなが解けている問題で自分だけ不正解だと、合格が遠のきます。

すると、合格する人というのは、普通の問題を漏らさず正解して、
不正解の個所は、他の人も落としているから合否に影響していない、
という人たちです。

受験機関の模試は、多くの人が受験しますが、
特にLECは圧倒的多数の受験生が受けていますので、
この模試で出題された問題(特に判例など)がそのまま本試験で出た場合、
LECの模試を受験していたか否かで合否に影響が生じる可能性は、高いです。

実際、私が論文試験で合格した年も、
特許法でBBS事件とキャノンインクカートリッジ事件が出題され、
いずれも、直前のLECの模試で出ていたので、
LECの模試を受けて、しっかり自分の身になっていた人とそうでない人とで、
そのまま合否の結果に表れていました。

従いまして、私は、みんなが正解する問題をしっかり正解するために、LECの公開模試、そしてできれば直前答練も受講をお勧めします

これらに加えて、他の受験機関あるいはLECの別の講座を受講しても、おそらく重複する個所が多々あり、コストパフォーマンスは決して高くないと、私は個人的に考えます。

LECの論文公開模試
2012年向け論文公開模試【一括】
2012年向け論文直前答練【一括】
2012年向け論文直前答練【一括】

論文試験の時間配分

論文試験に向けて、受験機関の模試は絶対に受けておくべきだと思います。
理由は、「OUTPUT」の最高の練習になるからです。
特に意識すべきは、制限された時間の中で、どのように時間を配分して問題を解き進めるかということでしょう。

そこでまずは、字を書くスピード。
遅い場合は、毎日答案練習をして字を書くスピードを上げるべきでしょう。
私も直前の1ヶ月は毎日書きまくって、書くスピードをかなり上げました。

そして本題の時間配分。問題は、特許法でしょう。
これは人それぞれですので、模試を通して、自分に合ったやり方を見つけるのが良いと思いますが、参考までに私の場合を載せておきます。
私は、第1問を1時間で解き終え、続いて第2問を1時間で解くと決めており、さらには最初の20分で方針を決め、残りの40分で書き上げるようにしていました。
しかし、模試を受けていくと、毎回がそう上手くは行きません。
第1問で1時間10分を使ってしまうこともあり、その場合には第2問でかなり焦ります。
しかし、不思議とそれが原因で点数に大きく響くということはありませんでした。
実際に、去年の本試験でも私は第1問で10分オーバーをしてしまいましたが、結果的には、ちゃんと合格できました。
そこで、私の結論ですが、それぞれを一応1時間で仕上げるのを目標にして、プラスマイナス5分くらいを見ておけば良いと思います。
といいますのも、経験的に言って、第1問で時間がかかった場合、ほぼ間違いなく、第2問は時間がかかりません(去年の本試験のように)。
ちなみに、方針の時間はどんな問題でも最大30分だと思います。
30分を超えると、その後が厳しくなってくると思います。

長々となり、そして話が少し片寄ってしまいましたが、とにかく、模試を沢山受けて、そこで「OUTPUT」を磨いて下さい。
受講者数が多い模試(例えばLECとか)は、特に優先的に受けておくべきだと思います。
それでは、残る数週間、スパートかけて頑張って下さい。

私も口述試験に向けて、徐々にモチベーションを上げて行っております。

短答試験の模試の活用法

もうすぐで短答試験ですね。
受験生の皆さん、頑張ってください。

私は2年前、つまり大学4回生の時に、短答試験に合格しました。
当時の私が少しでも参考になればと思い、簡単に紹介いたします。

直前はLECの模試を2回、Wセミナーの模試を1回受けましたので、
5月は毎週のように模試を受けていました。
今思うと、良かったことは大きく2つあります。

1つは、自分の位置を客観的に把握できたことです。
毎回合格基準点が出ますので、それを参考にして、
自分の穴を埋めることができました。
ちなみに私はどの回でも2~3点足りず、不合格の判定でしたが、
本試験では合格点を5点ほど上回りましたので、
模試の判定が不合格でも自分を信じ切ることが大切だと思います。

もう1つは、3時間半という長い時間を経験できたことです。
自宅だと「3時間半」集中して過去問を解くのは結構大変です。
濃い3時間半を味わうには、やはり模試を受けるのがベストではないかと思います。
そして何回か模試を受けていると、自分なりの3時間半の使い方が分かってきます。
例えば、60個の問題を解く順番について、
最初から順に進めて解くのが一般的であり、私もそのように解きましたが、
特許法だけを最初に解いて、続いて意匠法を・・という方法もありますし、
後ろから順番に前に戻って解くという人もいます。
どれが正解というのはないと思います。
大切なのは、自分に合った解き方を見つけることです。
解く順番を例に挙げましたが、要するに、模試の3時間半を経験することによって、自分なりの3時間半の戦略が固まってくるのです。
これこそが、模試の最大の収穫だと思います。

長々となってしまいましたが、とにかく皆さん、
模試を沢山受けて、最後まで自分を信じて頑張ってください!
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