2008年大学生の時に弁理士を志し、勉強をスタート。 2010年弁理士試験に合格し弁理士として奮闘中! 弁理士キタロウの本音ブログ

短答

2013年短答試験LECの対策講座一覧(2012年8月10日更新)

2013年受験向けの短答試験対策講座一覧です。
今後適宜更新していくと思いますので、よかったら活用ください。

※この記事では短答試験対策に関係する講座のみをまとめています。
※裏技講座やテキストについては次回追加予定です。

■コース・パック ■講座(INPUT) ■答練(OUTPUT) ■模試(OUTPUT)

まずは短答試験から!独学 OR 受験機関?

私が、短答試験の勉強を開始したのは、大学3年生の夏でした。
ちょうど、今くらいの時期です。

学生の身であるから、時間はあるけどお金が無い。
そんな状況でしたので、独学で勉強を開始しました。
具体的には、INPUTは非効率でもお金のかからない独学を選びOUTPUTに関しては受験機関の答練や模試を使用しました
学生の勉強のスタイルとしては、悪くない戦略だと思います。

当時は、3000時間の勉強をして合格する試験と言われていたので、それを一つの目安にしました。
色々と工夫をして、モチベーションの持続に必死でした。

結論として、独学は、時間がかかるけどお金はかからない。
よって、時間に余裕のある学生などに向いています。
ただし、モチベーションを持続させる難しさがあります。

逆に、社会人の場合は仕事が忙しいですので、お金を払ってでも効率重視の勉強スタイルが望ましく、受験機関を可能な限り利用すべきと思います(特に、初学者)。

短答試験ボーダーの人に告ぐ!

短答合格者で一番多いのは、合格最低点の人。
次に多いのが、合格最低点+1点の人。

すると、ボーダー周辺で短答試験に合格した人に関しては、
合格発表までの間にどのように時間を過ごしたかで、
論文試験での勝敗が決まると言っても過言ではありません。

*****************

ここで、私の知り合いの2人の実話をご紹介します。
ある年の短答で、AさんとBさんは、いずれも自己採点が37点でした。
前年のボーダーが41点であり、問題のレベルなどを考慮すると、37点ではかなり難しいと言われていました。

しかし、Aさんは自分を信じ、合格することだけを考えながら、論文試験への勉強計画を立て、着実に進めていきました。
一方のBさんは、合格は難しいと半分あきらめ、勉強に力が入らず、何をするでもなく合格発表の日を待っていました。

ふたを開けてみたら、その年の合格最低点は37点でした。
二人の結末はもう、お分かりですよね。

Aさんは、そのままグングン成績が伸び、厳しいと思われていた論文試験に合格。
Bさんは、まさか受かるとは思っていなかったので、準備不足で、論文不合格。

*****************

これらの教訓も踏まえ、私のアドバイスは一つ。
自己採点で30点以上ならば、自分は合格すると言い聞かせ、
論文試験に向けて、少しでも早く勉強を開始することです。

受かれば、この期間の勉強がバネとなり、勢い付きます。
不合格でも、来年の論文への準備になります。

直前期は独特の緊張感があり、
過ごし方によっては、通常の何倍も効率が上がります。

不安に押しつぶされることなく、
周囲の根拠もない噂に惑わされることもなく、
自分のこれまでの努力を信じて、最後まで走り抜いて下さい!

短答3日前。整理に次ぐ整理!

短答試験の3日前です。
この時期は、新しいことにはあまり手を出さずに、今までの知識を整理する。
特に、解けなかった問題を見直したり、曖昧な条文の読み込みをすると良いと思います。

今から試験本番までの間で出会った問題が、本番でも出たら、絶対に得点しないと駄目です。
結局、試験で得点できる問題は、何らかの形で、自分が過去に出会ったことのある問題だからです。

そして、捨てる問題は、潔く捨てる。
中途半端に手を出して、勉強時間を費やしたのに、本番で正解できないようでは意味がありません。
例えば、細かいPCT規則とかは、どんどん切って良いと思います。

とにかく、整理!整理!整理!です。
最後まで頑張ってください。

本番のシミュレーションをお忘れなく

短答試験まで、残すは6日ですね。

体調管理をしつつも、試験開始のぎりぎりまで、知識を詰め込む!
有給休暇が取れれば、遠慮なく取る!
とにかく、最後のスパートで得点は伸びますから。
頑張ってください。

それと同時に、本番のシミュレーションを、空き時間などにしておくと良いです
例えば、去年と傾向がガラリと変わっていたら・・・とか、
最初20問が全て事例問題で時間配分が狂ったら・・・とか、
時間が足りなくなったときに、捨てる問題は・・・著作権法?とか。

3時間半を平常心で戦うことは意外と難しく、
しかし、自分の力を100%出すには不可欠です。

できるだけ万全の準備をするに越したことはありません。

短答試験の合格最低点の推移

この時期の短答受験生は、不安と隣り合わせですが、
そんな時こそ、客観的なデータと分析が大事です。

そこで、本日は、短答試験のボーダーを紹介します。
特許庁の公式見解では、短答試験の合格レベルは「6割程度」と書かれています。

過去の合格最低点を調べてみると、36点から41点の間です。
つまり、6割から7割というところでしょうか。
「45点を取ればまず合格、40点でも多分合格、35点でも可能性はある!」
最後まで自分を信じて頑張ってください!

tantou

平成14年:40点
平成15年:36点
平成16年:39点
平成17年:41点
平成18年:37点
平成19年:39点
平成20年:39点
平成21年:37点
平成22年:39点
平成23年:39点

短答試験の直前期は知識を整理

短答試験が近いです。
直前期のこの時期にすることは、知識を詰め、整理することです

短答試験は3.5時間で時間配分や集中力の維持が難しいという面もありますが、
それでも、論文や口述と比べて、「INPUT」の比重がはるかに大きい試験です。
そして、短答試験で詰め込んだ知識はその後の論文や口述試験の基礎となります。

短答試験の受験生の方は、とにかく、時間の許す限り、知識の体系化に努めてください。
おそらく、この時期が最もモチベーションが上がるはずです。
無駄のない勉強計画を立て、日々それを見直し、ぐっと合格を引き寄せてください!

私は、大学4年生の頃に短答試験を受験しましたので、
卒論を放置し、研究室に全く顔を出さずに、自宅にこもってひたすら勉強していました。
睡眠時間も3~4時間程度でした。
モチベーションが高い時期というのは、不思議と、生活に支障が無いものです。
もちろん、試験の1週間前からは、睡眠時間も6時間程度を心がけましたが。

いずれにしましても、短答受験生の方、最後の追い込みを頑張ってください!

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