口述試験の面接官は、受験生の論文試験結果を見て、その出来に合わせて、優しめに試験を進めたり、あるいは厳しめに試験を進めたりする、気がします。
以下、私の個人的な体験と、多数の受験生のインタビューをした結果得られた結論です。
論文試験の出来が良い → 口述試験は甘く採点
論文試験の出来が悪い → 口述試験は厳しく採点
実際、私の口述試験の1回目は、とても甘かった印象があります(にも係わらず不合格なので、相当の出来の悪さですが・・・)。
この年の論文試験は、私が重点的に勉強をしていた判例から多数出題されて、かなり自信の出来であり、実際に口述試験の面接官にも「あたなは、論文試験が非常に良くできていますから、本日の面接試験は簡単だと思いますが、落ち着いて答えてくださいね」などと始めに言葉をかけられました。
試験が始まってからも、私が困ると、すぐに面接官の方で誘導質問をしてもらっていました。
何としても、私を合格させようという熱意みたいのものさえも、伝わってきました。
後日、他の受験生にも聞くと、似たような体験をしている人もいれば、逆のパターンで「あなたは論文試験がギリギリなので、面接試験では頑張ってくださいね」といったコメントを受けた受験生もいました。
真実のほどは分かりませんが、上でご紹介したような傾向が多かれ少なかれは存在すると思います。
論文
弁理士論文試験の2週間前~1週間前までの、この1週間は論文試験前に自由に時間が使える最後の期間です。
というのも、試験1週間前~当日の期間になると、精神的に落ち着かなくなったり、体調管理のために無理ができなくなったり、勉強内容も復習が中心になったりして、思うほど勉強がはかどらないからです。
私自身も受験生時代は、この1週間だけは死ぬ気やろうと心に決め、睡眠時間を3時間に設定しました。
そして、過去1年分のLECの「実戦答練」「直前答練」「公開模試」「江口先生の裏技講座」の問題を全て復習しました。
1つの問題につき、答案構成10分・反省5分と決めてどんどん進めていき、結果的に2~3周はしたと思います。
私は5月に答案用紙にひたすら書き込む時期を設けたことで、書くスピードには自信がありましたので、この時は書き込みはしませんでした。
皆さんも、実質的には、ラスト1週間といえるこの時期の過ごし方に悔いが残らないよう、慎重かつ大胆に過ごしてください。
弁理士試験受験生が1年の中で、最も勉強するのは6月ではないでしょうか。
論文試験直前期で、モチベーションが、MAXに達するからです。
勉強時間の意識は大切だと思います。
私も勉強時間の記録は毎日、欠かさず付けていました。
ちなみに、6月は、200時間以上を記録しました。
大切なのは、昨日よりも少しでも多く勉強時間を確保できたか?
電車の中で、眠らずにひと踏ん張りできるか?
昼休みの10分に効率よく勉強するには、何が適しているか?
夜の時間に眠くならないようには、コーヒー?栄養ドリンク?
最後は自分との戦いです。
もし、よければ下記のサイトを見てみてください。
自分の勉強時間が記録でき、他の受験生の勉強時間も分かり、
モチベーションを高められると思います。
弁コン 弁理士受験生向け → http://bencom.glog.jp/
どこまで勉強すれば良いのか?
つまり、趣旨はどこまで、判例はどこまで、審査基準はどこまで?
そこで、私がいつも思い出す言葉があります。
LECの納冨美和先生が、よく言われていました。
「赤信号は、みんなで渡れば恐くない。」
つまり、横断歩道を渡るときに、歩行者信号が赤でも、
みんなで渡れば、車が来ても恐くないということです。
これを弁理士試験に当てはめると・・・
論文試験は、相対評価です!
なので、受験生全員が得点できない箇所は、合否に影響しません。
逆に、ほとんどの人が押さえているポイントを、自分だけ落とすと、合格が一気に遠のきます。
実際に、論文試験合格者を観察すると、
ファインプレーが多いというよりは、ケアレスミスが少ないことに気付きます。
では、受験生全員が絶対に押さえるべきポイントとは?
ズバリ、「過去問」と「受験機関の模試と答練」です。
これらから、もし同じ問題が出たら、確実にゲットしないと合格は難しいです。
落ちる人というのは、試験の後にこう言います。
「どこかで見たことのある問題だったけど、上手く書けなかった。
ちゃんと復習しておけばよかった~。」
結論としまして、
試験直前期で、勉強する内容を絞ろうと考えている方は、
受験生の間で頻繁に登場している論点から順に潰していくことです。
ついでに、もう一つご紹介します。
論文試験前に、もってこいのLECの裏技講座です。コストパフォーマンス抜群です。
直前期の論文対策の勉強として、未知の問題と復習問題を1対1でやるとバランスが良く、
未知の問題としては良問かつ解説も充実の 江口先生の講座 が間違いなしです!
私も、6月は、毎日のようにこのゼミ問題に取り組んでいました。
「最初の20分を最大限に集中する力」が養われ、そしてその結果、
漏れのない答案構成を短時間で行う能力が身についたと確信しています。
もうひとつ良いのが、江口先生の解説中には、
受験生のモチベーションを奮い立たせる言葉が多くあり、
精神不安になりがちな心に勇気と希望を与えてくれます!

裏技講座: 好評につき今年も実施!サマライズ2012上級ゼミ
江口ゼミのノウハウを凝縮!! 得点に直結する合格答案作成をめざして
2012年上級ゼミ全30問(特・実16問、意匠7問、商標7問)を題材とし、その項目を見抜く力の徹底訓練を行い得点に直結する論文作成力を養成します。
各問、答案構成演習の後、エッセンス(配点項目)のみを抽出したオリジナル答案構成例と注意事項を講義資料とし、大流(全体の流れ)と小流(各項目)に分けた答案構成手法による題意把握ミスのない、かつ得点の積み上げができる答案の作成能力習得を目差します。